宣伝会議賞の哲学

宣伝会議賞を通して、コピーライティングのあるべき姿を考えていきます。

課題分析 34.日本中央競馬会

第55回宣伝会議賞課題分析シリーズ、第34回は・・・

 

34.日本中央競馬会
来年の日本ダービーに参加したくなるようなアイデア

 

私、競馬には詳しくないので、悪しからず。

 

まず、「参加する」をどう解釈するか
競馬場に行くのか、馬券を買うのか。
また、ターゲットを絞るべきか否か
行動や受け手を絞れば、効きやすいかも。

ただ、その辺りを無視するのもありそう
「競馬の祭典」として、メジャー感は欲しい。
「競馬」じゃなくて、「日本ダービー」ですし。
一部の人は行動するが他の人は無関心、より、
多くの人が国民的イベントとして関心を持ち、
結果的に競馬場に行く人や馬券を買う人も、
の方が、日本ダービーにはふさわしいのでは。

 

課題やオリエンではその辺りには触れず、
単に「競馬未経験者」とあるだけなので、
絞る/絞らない両方あってもいいのかな。

絞る場合は、具体的な楽しみ方の提案を。
また、マニアックになりすぎないよう。

絞らない場合は、存在感を高めるものを。
「理屈抜きに楽しそう」、が基本線。

 

CMは、「アイデア」より「ストーリー」
ベタすぎず、共感できるものを作れるか。
人だけでなく、「馬」をどう絡めるか

 

明日は、「課題35.日本レジストリサービス」。