宣伝会議賞の哲学

宣伝会議賞を通して、コピーライティングのあるべき姿を考えていきます。

第12回文化放送ラジオCMコンテスト 聴戦ガイド 9.ライオン

「聴戦ガイド」、第9回は、ライオン

 

◆商品名の長さへの対応は?

ルックプラス清潔リセット排水口まるごとクリーナーキッチン用

この商品名を最後にそのまま言うとなると、
企業名も合わせると少なくとも4秒は必要。

「ルックプラス清潔リセット」だけでどうか
「排水口まるごとクリーナーキッチン用」は、
それに相当する情報をボディーに入れるとして。

 

◆商品・商品ジャンルの認知度は?

本商品の発売は、今年の3月だったようです。
というわけで、認知度はまだまだと想定。

商品ジャンルとしては、競合もあるようだし、
実際に使っている人もそれなりにいるみたい。
が、使っていない人は知らないんじゃないか。
知らない人にも最低限通じるものにしたい。

 

◆20秒にどう収めるか

上記の理由もあり、20秒の制約が厳しい。
「排水口」はキッチンとは限らないとか、
考えていくと削れない情報もあって。

ちなみに、商品サイトにあるテレビCMでは、
「キッチン」や「排水口」は映像で表現。
ラジオになると、ここに一工夫が必要か。

まずは、使用シーンを直接的に描くとして、
その上で、無駄を極力減らしてなんとか
声優さんの演技で膨らませるしかなさそう。

 

◆「手で触ることなく」はほぼ必須

課題文にもあるこのポイントは、ぜひ欲しい。
上記のテレビCMでも、ここを強調してるし。
そこから、「ヌメリ掃除からの解放感」へ。

 

明日は、「10.ヤマハミュージックジャパン