宣伝会議賞の哲学

宣伝会議賞を通して、コピーライティングのあるべき姿を考えていきます。

課題分析 16.ココカラファイン

第55回宣伝会議賞課題分析シリーズ、第16回は・・・

 

16.ココカラファイン
「ココカラ公式アプリ」がもっとダウンロード
してもらえるようなキャッチフレーズ

 

うーん、どういうアプローチがいいんだろう?

 

まずは、ポイントカードに対する優位性
独自ポイントとか、チラシ情報とか。

ただ、これが最もよく効きそうなのは、
ココカラを元々頻繁に利用している人かも。
この場合は、普通に言えばいいような。
お店にポスターを貼ればいいですしね。
ただ、企業にメリットがあるのかが不明

 

次に、オリエンのポイント②を踏まえて、
複数のドラッグストアを利用している人に、
「ココカラ公式アプリ」1本で、という提案。
これは、顧客の囲い込みに寄与するかも。

が、この場合も、普通に言えばいいような。
「ポイントカードって、探すの面倒でしょ。」、
とかと比べてより効く表現でなければ無意味。
アプリ自体についてはボディーで、になるし、
キャッチをややこしいストーリーにするのは、
むしろ面倒なものだと思われかねない

 

では、それ以外にどんなアプローチが?

 

もうこの際、「なんかいいね」狙いとか。

無料のアプリで特典もあるわけですから、
何かきっかけがあればダウンロードしそう
それに、もし実際に使用されるとすれば、
ウェブ上で使われる可能性が高いような。
思わずクリックしてみたくなる感じでどうか。

 

いずれにしても、一番の敵は、面倒な感じ
それなら今のままでもいいや、みたいな。

それから、自慢しすぎもいかがなものか
うさんくさい印象を与えかねないし、
期待を裏切れば嫌われることになるかも。

親しみやすく気軽にダウンロードしたい
そう思ってもらえるものがいいのでは。
せっかく「ココシエル」もいることですし。

 

ジャンルは全然違いますが、参考にしたいのは、

毛ガニってほどでもない間柄に。
(第47回最終ノミネート)

なんだか、親近感が上がりますよね。

 

明日は、「課題17.骨粗鬆症財団」。