宣伝会議賞の哲学

宣伝会議賞を通して、コピーライティングのあるべき姿を考えていきます。

「反省会」私的ハイライト?

第55回宣伝会議賞、贈賞式の当日のこと、
宣伝会議賞のすすめ』贈りびとさん主催、
「反省会」に、私も参加させていただきました。

 

贈りびとさんのブログは以前から読んでいて、
ぜひ一度はお会いしたいと思っていました。
本来は、贈賞式で、の予定だったのですが、
あまりにも目途が立たないもので・・・。

実際にお会いしてみると、贈りびとさんは、
あらゆる面で、想像以上に「でっかい」人でした。
噂の『SSMET』は、手作り感が売りの業者レベル
もはや幹事じゃなくて、「裏」のプロデューサー

ご卒業の暁には、ぜひ「表」のプロデューサーに。

 

参加者には、私が一方的にお名前を知っている人も。
「あの名作を作ったのはこの人なんだ」と感動。
皆さん、人間的な魅力にあふれた人たちでした。
私が特にびっくりしたのは、皆さん・・・、

 

声がすごくいい!

 

あれっ、ほめるところが変ですか?

 

私はもう、遠い目をして聞き惚れていたのでした。

ちなみに、私の声、全然通らなくなってる・・・。

宣伝会議賞に本格的に参加している人たちってことで、
「机に向かっている」イメージが強かったのですが、
そのイメージは、強烈なエネルギーで覆されました

 

では、『ここらでコピーバトルの本当の話をします』

即興にはまったく自信はなく、不安しかない。
が、せっかくの賞品『欲しい ほしい ホシイ』
というわけで、一計を案じた私は・・・、

 

自分で考えたお題に、答えを仕込んで行きました・・・。

 

私が用意したお題が、これ。

次回の宣伝会議賞は、贈賞式に出席するより、
反省会の幹事をしたい、と思ってもらうコピー。

 

でもって、セットで仕込んでおいた答えが・・・、

 

贈られる人より、贈りびとになりたい。

 

えっ、結果はどうだったかって?

 

運命は勇者に微笑む。

 

卑怯者の私のお題は、選ばれませんでした・・・。

 

ところがですよ、実はコピーバトルの1回目で、
さすがに優勝にはまったく届きませんでしたが、
私のコピーに票を入れてもらえたんですよ。
自分らしくもなく、自信もないコピーで。

 

あれっ、俺、意外といけるかも・・・。

 

そして迎えた、コピーバトルの2回目、3回目。
今度は、自分らしさのある自信ありのコピー
が・・・、こちらは一票も入りませんでした・・・

はい、これが、ADreamという男です・・・。

 

それから、せっかくの「反省会」ですから、
応募作を数人の方に見ていただきました
全応募作を自分で審査した結果とともに。

自信作にはほとんど反応がない一方で、
思わぬ応募作を気に入ってもらえたり。

誰かの意見を無条件に信じたりはしないけど、
ある種の傾向とか、伝わり方の距離感とか、
参考にできる部分があったと感じています。

初めて自分の応募作を見てもらったのですが、
思い切って見てもらってよかったな、と。

ちなみに、本当は一番自信があったのは、
応募作品集の、このタイトルでした・・・。

 

PoShAT
Potentially Shocking ADream Text

 

はい、一次審査で全滅したので、「ぽしゃっと」
が!、そこをですね、KSUTもせずに、SRUTされ
「えー、これはですね、かくかくしかじか・・・」、
と説明して、無理やり笑ってもらう始末・・・。

 

そんなこんなで、盛りだくさん。

 

というわけで、参加者の皆さんに圧倒されつつも、
ポジティブなエネルギーをもらった時間でした。

 

それでもなお、圧倒的に気力と体力が足りない・・・。

 

次回はその、『PoShAT』を公開してみる予定。