宣伝会議賞の哲学

宣伝会議賞を通して、コピーライティングのあるべき姿を考えていきます。

第55回宣伝会議賞 応募回顧録 総括篇

8月末、第55回宣伝会議賞、開幕迫る。
が、意外なほどに気持ちが盛り上がらず
私はかなり、うろたえてしまっていました。
前回の審査結果への失望がやはり・・・。

そんな不安を抱えながら迎えた開幕日。
でも、実際に課題を見て考えてみれば、
そんなことは杞憂に終わりました

 

考えるって、楽しい。

 

「コピーライティング・ハイ」的なのは、
初参加の頃に比べると激減したけれど、
考えればその分成果が出る充実感があって。
宣伝会議賞に振り回されすぎることもなく。
「大人の参加者」になれた気がしました。

仕事はあらかじめ予定が決まっていたし、
特にアクシデントも起きなかったし。
特に、最初の1週間と最後の2週間は、
かなりの時間を注ぎ込むことができました

最後の1週間は、いい意味で力が抜けて、
いくつかの課題で奇跡的な思わぬ展開が。
ある境地に到達できた感じすらしています。

 

では、私の応募本数の発表を・・・

 

各課題1本ずつの、計46本。

 

各課題1本ずつは、私の美学であり、
受賞のための、そして成長のための、
最高の戦略であると考えています。

内訳は、キャッチフレーズ37本
テレビCM4本ラジオCM5本
うん、戦略上、いいバランスです。

 

そして、問題の出来栄えは・・・

 

大満足!

 

武井壮さんの「毎日自分史上最高」には及ばずも、
「毎回自分史上最高」は達成できていると確信。

これ以上の出来栄えは、まったく想像できません。
それどころか、同等の出来栄えすら、再現不可能。
というわけで、今度こそ・・・

 

卒業か、自主退学か。

 

審査員の評価がどうなるかは不明ですが、
ここまで自分が満足するものを作れたこと、
今はそれだけで、幸せな気持ちでいっぱい

 

さて、次回の更新では、課題別の状況を。